それから自分の席にドスンと座った律。 「まっ陰ながら応援してやるよ。もし、傷ついたらいつでも来いよ?優~しく慰めてやるから♪」 「キモいんだよ。バカ…」 わざとらしくそう言った律に一応いつも通り反応しながら、ふっと笑みがこぼれた。 コイツなりの不器用な優しさだ。 ていうか、俺の周りには不器用なヤツしかいないのか(笑) まぁ俺を含めて? だけどこうしてなんとか繋がっていられるのは、どっか通じ合ってるって確信があるからだ。 そう思ったらなんか自然と大丈夫だって思えたんだ。