そんな私を見てふっと笑うと、いつもみたいに強引じゃなくて壊れ物を扱うかのように優しく私を胸元に引き寄せた。 まさかそんな事すると思わなかった私はもちろんびっくり。 「莉緒」 「ん?」 それから麗は私が聞きたかった大半の事を話してくれた あの日、麗とキスをしてたのが茜って人で 会ってくれなきゃ死ぬと言われた事 それで学校に来れなかったこと 何よりも麗はこうなったのは俺のせいだって悔やんでること。