コンコンコン゛ ガチャ゛ そこには珍しい男が立っていた。 絶対自分から会いに行くタイプじゃないコイツを動かせる人間はたった1人だ。 「珍しいな?お前から来るなんて。」 部屋に何の断りもなく入ってきたヤツは椅子に腰を下ろした。 「わかってんだろ?」 「何が?」 わからないわけねぇじゃん。 でも、今の俺には…