ドンッ。

「きゃ」

誰かにぶつかり起き上がろうとバックの中身の散らかったものをとっさに拾う。

「・・あ。ごめん。大丈夫・・ですか?」男の人の声にきずき上を見上げる。

ビン底の背の高い人がいる。

「いえ・・全然大丈夫です。」あまりのダサさにうつむいて答える。

後ろから「沙羅~。」と叫びながらくる女の子がいる。

私の親友だ。

そう。私は「七瀬 沙羅」 私の名を呼ぶ親友は「桜井 明莉」

ビン底くんは・・「ケガは・・?」そう呟く。

明莉は戸惑い「・・・誰?」と言う。

「いや。さっきぶつかったん。あと、あの大丈夫なんで。

「じゃあ連絡先教えて?ちゃんとお礼したいから」そう言われて、面倒くさかったから

「あーはい。」そういってケー番とアドを交換した。

その後ビン底くんは人ごみに消えていった。

「あははははははは」隣で爆笑しだした明莉。「何?」そう短くいったら

「だってあのビン底見た?キモイでしょ。何で連絡先言うねん」そう言った。

「いや。面倒だったから教えただけ。」そういって歩き出した。

そう、今日は明日のための洋服を明莉とショッピングに来てる。

明日って?明日は転入生が来るから。しかも男。

あーうちの高校は私服おkだからね。

そんだけのために服買いに言ってるんです。

明莉が「第一印象は大事だから」ていってた気が・・・笑