「そうよ。あの子ももう高2よ?いてもおかしくないでしょ?……涼みたいに」
『彼女なんかいねーし』
「あらそう?昨日那美からメール来たけど、学校でたまに見かけると隣に(毎日違う)女の子がいるって書いてあったけど?」
『姉貴、まじウゼェわ。那美いねえなら切る』
「ねえ、あなたたち引っ越さない?」
『………は? 引っ越し? どこに』
「もちろん、家(村田家)によ」
『………なんでだよ?』
「那美、毎日毎日家事に追われてろくに遊びにも行けてないのよ?それなのに涼は毎日遊び呆けているんでしょ?いい加減、那美がかわいそうよ」
『…………那美が言ったのか?』
「家に来れば、那美の負担は確実に減るわ。それに、学校だって近くなる。どう?悪い話じゃないでしょう?」
『ぜってーヤダ』
「残念。決めるのは那美だから。あなたはそれに従うまで。じゃあ決まり次第連絡するわ。じゃあね」
『おい、ちょっとま…』
「あとそれから、さっきメール来たんだけど、那美、今夜は帰らないって」
ープツリ
思わず口から出たけど…。
大丈夫…よね?

