小さな短い恋物語




いらっしゃいませ、どの様なものをお探しですか?

さっきの店の主人が聞いてくる。

「凄く美人なんですけど
無駄に気の強いような人に似合うもの、何かありませんか?」

と主人に聞くと
主人は

「では、これなんてどうでしょう?」

そう言って渡して来たのは
黒い紐に透明ななかに水色の模様が入っているガラス玉が両端に着いているような髪紐でした。

私は、これなら屯所の中でも着けてもらえるな、と思いこれに決めました。

「これにします。
これでいいですか?」

って聞いたら

「兄ちゃんの好きさが伝わってきたから、半分でいいよ」

って言われました。

びっくりしましたが、
嬉しかったのでありがたく半分の値段で買わせていただきました。

そうしたら
帰り際にご主人が
「今度、凄く美人なのに
無駄に気の強いお姉ちゃんを見せてな~」

とか言われてしまい
苦笑いでお店をでました。


side 沖田 終了