side 沖田―
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〈ゲホッゲホッゴホッ…
ゲホッゲホッゲホッゲホッ…〉
翔花さんの部屋に行ったとき
そんな苦しそうな咳を聞いて
一瞬にして頭をよぎったのが
"労核"の2文字でした。
でも、いつもの翔花さんを見ていて、そんなはずはない、と自分の考えを消して翔花さんの部屋に入り、甘味所に行くことを提案したら、フッと笑って承諾してくれました。
甘味所に向かう途中、
翔花さんがふと足を止めたので
どうしたのか、と聞いたら
「いや…
綺麗だな、と思ってな…。」
と言われ、翔花さんの目線を
追ったら綺麗なガラス玉を使った商品を置いているお店でした。
