特別な恋の授業~先生とあたし~



ビックリしたぁ。


ホントに知らないのかと思った。


「先生?」

「ん?」


目線は前を向けたまま、先生は返事をしてくれる。


「佳奈の事、内緒ですよ?」

「わかってるよ。お前は、友達思いだなぁ。」


そう言って、あたしの頭をクシャクシャに撫でる先生。