特別な恋の授業~先生とあたし~



「先生…、佳奈って天然ですよね…。」

「そうだな。でも、お前よりしっかりしてるぞ!」

「あたしのほうが、しっかりしてますっ!!!」


失礼なっ!!!!


あたしはまた起き上がって、机の側にある椅子に座った。


なんだか疲れが一気にきたみたい…。


すると台所の方から視線をかんじ、


「なぁ、コーヒー。飲ませてやろうか。」

「えっ…?」


先生の声が響いた。


コーヒーは苦手なんだけどと思ったけど、真剣な顔の先生に、無意識に頷いていた。