「まぁ、数学はダメダメだけどな☆」 「なによっ!!!」 校門まで言い合いしながら歩いた。 「それじゃぁ、また明日ね♪」 「待てよ。送る。」 そう言って、あたしが帰る方向へ歩きだした翔太。 翔太とあたしは帰る道が逆方向だった。 「えっ、いいよっ!翔太、部活で疲れてるでしょ?」