赤いカーペットの向こう。 一人の先生が立っていた。 「行けよ、ハル。」 翔太がポンっとあたしの背中を押した。 「うん!」 あたしは、一人の先生に向かって走り出した。 先生はニコニコ笑いながら、あたしを待っている。 今、行くからね☆