「先生?」 「ん?」 「あたしのほうが…、好きです。」 「一緒だな。」 一緒。 同じ気持ち。 先生は立ち上がって、あたしの近くに来た。 少し前屈みになって、あたしと目線を合わせる先生。 「キスしていい?」 コクッと頷く。