「黙れ。」 やっぱり、先生キャラ違う!? 後ろから抱きしめられながら 背中から伝わる温もりに、安心感を覚える。 「迷惑かけるかもな。」 「えっ?」 突然の先生の言葉。 「だって、禁断の恋だから。」 「先生…。」 ちょっと不安そうに言った先生。 あたしは顔だけ振り返った。 「でも、お前は俺が守るから。」 頬を優しく撫でながら先生は言った。 「ありがとう、先生。」 あたしは笑顔でそれにこたえる。 すると、先生は優しく笑った。