山田が職員室から出るのを確認してから、俺はドサッとソファーに腰を下ろした。 「何やってんだ…?俺は…。」 そのままボーッと天井を見上げていた。 早く、行かなきゃな。 俺は山田の家までの地図を確認し、職員室を出た。 職員玄関で山田は待っていた。 何て声をかけていいのか、わからない。 ものすごく、焦っていた。