「毎日あんなに寂しそうにしてる千架…見ていられない」 ―寂しい……? 「歌は…?」 「それはきちんとやってるけど…それなりに楽しいんだろうけど…」 美和は口をつぐんでる。 「…けど?」 「お節介だけど言うね」 「は、はい…」 「千架は悠くんのことが大好きなの。」 言葉を失った。 次の瞬間、 顔から耳まで真っ赤にほてっていくのを感じた。 ―やっぱり、サンタの時に言ってた『好きな人』って… 喜びよりも、 切なさが押し寄せてきた。 ―寂しがってるのか…俺が何とか笑顔にしてあげたいな…。