―…ぽちゃん




「きもち~!」


やっぱお風呂は最高だね。



そんな広い浴槽じゃないけど、
ちゃんとボディーソープとかシャンプーもあるし…




「ぜんぜん普通のホテルと変わんないじゃんっ」





コンコンッ



お風呂場の戸を叩く音だ




「きっ北条さん?…」


「バスロ―ヴ置いとくから。ちょっと出てくる」


「はぁ―い」




そう言って、北条さんは部屋から出て行った。



私はお風呂から出てて、北条さんが置いといといてくれたバスロ―ヴに着替えた。





「…初めて着た。なんかセレブっぽいかも」



誰もいないのをいいことに、
ちょっとポーズを決めてみたり…




ガチャ





「…お帰りなさぁい。どこ行ってたんですか?」



しばらくして北条さんが戻ってきた。




「お前にプレゼント」


そう言って、私に紙袋を差し出した。




北条さんからの突然のプレゼントに感激し、目を輝かす。




「開けてもいいですか?」


「どうぞ♪」





…パサッ