俺は理杏君を屋敷に送迎。



菜々香ちゃんはガッコで不在。


「メルシー…」


理杏君はフランス語で礼を言う。


そしてトランクから荷物を下ろす俺に近づき、背伸び。



頬に唇を近づけて来る。


俺は一瞬…何が起こったのか…分からない。



理杏のリップ音で俺は頬にキスされたコトに気付く。



「り、理杏君???」