テーブルに私とお母さんは座った。



尭耶さんの門出祝うお客様たちで店内は満席。



初めて踏み入れた世界。


私は瞳に映るすべてのモノに魅了される。



「口開いてるわよ…菜々香…カッコ悪い…」


口が開くほど…驚きの連発。



お母さんに指摘されて…口を固く閉じる。