尭耶さんは私を…自分の働くホストクラブ『Goldmoonm』に連れて行ってくれた。



初めて踏み込む大人の世界。



と言っても…店は開店してない。


「…待ってたぞ~タカヤ」



誰も居ない店内のソファーに座ってオーナーが尭耶さんを待っていた。



一際高い場所のソファー。


目の前には川が流れていた。


本当に此処…ホストクラブ?


店内の凝った内装に私は驚いた。