「待って!!尭耶さん…」


「見苦しいトコ見せたね……」



「え、あ…いえ…あれでいいんですか?」


「……いいんだ…」


尭耶さんは下唇をギュッと噛み締めて…顔を上げて…真夏の太陽を見つめる。



尭耶さんの瞳は揺るぎのない凛とした光に満ちていた。




他人の私がとやかく言っても…尭耶さんのキモチは変わらないと感じた。