昨日降ってた雨は翌朝にはやんでいた。


長年…私の抱えていたトラウマを笑って流した尭耶さん。



確かに…男性なら誰しも…持っているもんだけど…


でも…幼い私にはインパクトあったんだから……




「おはよ~菜々香ちゃん」


「…おはようございます…」



いつもなら…私が先に食間に来て…尭耶さんを待ってるはずなのに…


今朝は私の方が遅れた。