*おベンキョの時間*

「…昔から…俺…この女みたいな顔ゆえに…トラブルが多くて…」



「……尭耶さん?」



ガラス越しに見える尭耶さんの背中が寂しげに見える。



「クシュン…」



尭耶さんは話の途中でいきなりクシャミ。
雨に濡れた尭耶さんの身体は…少し震えていた。


「待ってて…バスタオル取って来る」


私は腰を上げた。



私はバスルームに行って…バスタオルを取りに行く。