不器用な恋



明日、愛斗に会えなくなるんじゃないか、と不安だったのかもれない。



いつのまにか、愛斗が大切な存在になっていた。





少し赤くなっている、愛斗はアタシを見つめていた。






“ 愛斗のこと、好きになるかもね。 ”





今、もう好きかもしれない。




中学の時のことがよぎる。



アイツのこと、別に好きじゃなかったのに………



アタシ、一人で傷ついてたな…







『マジ!由月先輩に好きとか言われたら、嬉しすぎる!…………………?由月先輩?』






アタシの顔を覗きこむ、愛斗は不安そうだ。




『あ、面会の時間、もう終わりだ。由月先輩♪明日、迎えに来ますから♪おやすみなさい♪』



愛斗はアタシを抱きしめ、少し深いキスをした。





愛斗は少し微笑んで、ICUを出ていった。