不器用な恋

中原さんは、優しい笑顔で微笑んだ。



『食事は量を減らしましょう。点滴はしばらく終わりませんし。』



中原さんはICUから出ていった。



愛斗はアタシをみて、複雑な表情を浮かべている。



『由月先輩?明日、無理して来ないでくださいね?俺、心配なんで………』



アタシはメモ帳とペンをとる。




“ ありがと。ひとつお願いしてイイ? ”




『うん!もちろん!』




“ キス、して? ”


アタシ、愛斗の顔見るたびにドキドキしてる。




愛斗はビックリした様子でアタシに笑いかけた。



愛斗は触れるだけの優しいキスをしてくれた。




『由月先輩らしくないですね。』