不器用な恋



『え?』



何言ってんの?




『ほらぁ、越谷も行きたいらしいし、行ってきなよ。サボりくらい、どーってことないでしょ?』


唯まで、乗り気だ。




はぁ……しょうがない……




『行こっか……』


優貴の腕を掴み、最上階まで上る。





例の教室が見えた。




アタシはポケットから鍵を出す。




ガチャガチャ。



ガラッ……




『入って?』



優貴は緊張してるっぽい。