不器用な恋




アタシは単に寂しかっただけ……


家に帰っても、誰もいない。


誰からも必要とされない。


でも、違った。




恭介とか、ヤンキー達はアタシを必要としてくれたから、ケンカばかりした。




ケンカは悲しみも寂しさも、全てを忘れさせてくれるから。





『由月…俺は由月が必要だし、由月と一緒に居たいよ?』


優貴は全てを悟ったように話し出した。





『由月を最初見たとき、俺、ドキッてした。まぁ、一目惚れってやつ。話してみるとさ、超強気で、あんま笑わなくて、どこか冷めてて……生粋のヤンキーって感じでさ…』




アタシは頷くしかなかった。