不器用な恋



『由月……俺のこと好き…?』


優貴は真剣な顔で聞いてきた。









『それ、わざわざアタシに言わせんの…?』


アタシは優貴を見つめ返す。





『由月、わかんねぇんだもん。てか、不安…いきなりフラれそうだし……』



優貴は寂しそうな顔をしてうつむく。






『優貴のこと、大切だからさ。なんつーのかな…傷つけたくないっていうか……』








アタシは少しうつむく。





すると白くて、女みたいな優貴の手がアタシの顎を持ち上げる。






『由月はなんで、そう、男みたいなんだよ。』




優貴はニコッと笑う。









『すいませんね、生粋のヤンキーですから?』








アタシもニコッと笑う。






『由月…笑うとメッチャ可愛いんだぜ……――?自覚ある?』



優貴のイタズラな笑顔。


無性にドキドキした。






『なーい!』


アタシは優貴のほっぺに軽くキスをした。






『バ………バッ………バカかっ!由月……冗談でもやめろよ……///シャレになんねぇから…………////』



優貴は耳まで真っ赤だ。









『ん?なんで、そんなに真っ赤なわけ?』




わかってるけど、聞いてみた。









『おー、由月、上等じゃねぇか。俺をもてあそぶなんて、もっての他だ。』




優貴はアタシの腰に手を回す。






そして、身体を引き寄せられた。






優貴の顔が迫ってくる。







ゆっくり瞼を閉じる。






間もなく、優貴からのキスが降ってきた。




優貴の舌がアタシの唇を割って入ってくる。





アタシも優貴の舌に舌を絡めた。







何度も角度を変えて、キスを繰り返す。








ふっ、と優貴が唇を離した。