不器用な恋




屋上の柵を飛び越える。



下を覗き見ると、中庭に生徒がちらほら居た。






ふいに…――
『ここから飛び降りたら、死ねるかな』、そう思った。











あと、数センチ進めば、落ちる距離になった。








バンッ!





ドアが勢いよく開く。





『由月!!何やってんだよ!!』




そこには息を切らしている優貴が居た。