不器用な恋




『あ、アタシ、姫城七世。呼び捨てでいいからね。由月姉ちゃんの妹で、中1ね?よろしく。』



七世は、笑わず俺らに話しかけた。


って………



『中1!?』





俺はメッチャ大きい声を出してしまった。




『え………そうだけど……何?小学生に見えた?初対面なのに、相当失礼だよ、アンタ。』




『いやっ、違くて………高校生に見えた。』



七世はメチャクチャ大人っぽい。



背も由月先輩くらい高いし、スタイルメッチャいいし………



この姉妹は完璧すぎるだろ………




でも、二人とも少しヤンキー口調だ。






『ありがと。で、アンタ、名前は?』



七世は表情を変えずに、聞いてきた。




『桜田 蓮……高1。』






『蓮さんね……よろしく。』



七世はただそれだけ聞くと、由月の近くに寄っていった。