*蓮side*
今、目の前に憧れの由月先輩がいる。
愛斗が由月先輩を送っていったのかと思ったら、愛斗は暗い顔して戻ってきやがった。
訳を聞くと、由月先輩を傷つけたとかなんとかで、よくわかんなかった。
でも、真っ先に由月先輩が心配になったから、今、ここにいる。
『アハハ……可愛いね。ウチ、妹の七世と弟の零斗が居てね、その零斗にそっくり。』
由月先輩は、愛斗のことは男で見れたのに、俺も聖夜もダメなのか……
『あのなぁ、由月先輩……』
『あれ……?噂をすれば………』
由月先輩は俺の言葉を遮って、入り口を指差している。
そこには、どことなく由月先輩に似た女と俺らと同じ年くらいの男だった。
女の方は由月先輩に似ていて、美形。
男の方は男の俺から見てもカッコよくて、クールだ。


