「この際、大和と付き合っちゃえば?」


いつのまにか私の横にいた未来。


「バ、バッカッ…」


驚いた私は吃る。



「冗談だよっ!!


そんなこと本気で思うわけないでしょ?」


未来はクスクスと笑い始めた。



『それでは2学期…』


毎度のことながら
かなり髪の毛が少なくなった教頭が話しはじめる。



「ふわぁ〜 眠い…。」


そしてまた毎度のことながら私はものすごい睡魔と闘っている。



そして周りを見回す。



「あっ……………。」


見つけてしまった、あの人を…。


先生も眠そうに目をこすっている。



あ…………。


今、目が合った……。



ねぇ…先生。。


なんで目を逸らすんですか…?



ねぇ…先生。。


もう私のことなんて
キライなんですか…??