「めんどくさ~」

未来と海斗と大和の4人で体育館に向かう。


『でも明日から夏休みだぞ!!』

海斗は未来の肩に手を置く。



未来の顔は少し赤い。


大和の方をちらっと見ると全てを見透かしたような目で
海斗と未来を見ている。


「ねぇ大和??」



『ん。何??』



「2人…どうなるかな…??」



『あの2人なら大丈夫だ。』


大和は微笑む。



「そうだね。」


私と大和は顔を見合わせて微笑んだ。




『それでは一学期終業式を…』



てっぺんの方が薄くなっている教頭が喋り始めた。