「……もう未来許してくれないよぉ…。」


最後にずっと思ってたことを吐き出した。



そうすると先生は


『大丈夫だよ…。

藍葉はお前のこと大好きなはずだから…。


ちゃんと思ってること伝えたら藍葉なら、理解してくれる。』


そう言いながら先生は私の頭を撫でる。


「ホントにそう思う…??」


先生の顔を覗く。


『ホントに思う。


大丈夫だから…。


だから伝えてこい!!

今からでも十分間に合うから…。



お前の思ってることちゃんと伝えないとな!!

ほら、行ってこいよ。』


先生は私の背中を押す。


「ホントに大丈夫…??」


私は一度先生の方へ振り向く。


『自信持て!!

絶対大丈夫だから!



俺、ずっとここにいるから
なんかあったら戻ってこい。』

先生はまた私の背中を押す。


ふぅ〜


一度深呼吸して私は調理室を出た。


そして未来を探しに走り出した。