「え…?どうしたの…??


何…言ってるの…??」


突然の大和からの告白に私の頭はついていかない。


『俺、こういう性格だから…

零が俺のことなんか見てねぇことくらい知ってる。



だけど俺、ずっとお前のこと好きだった。』


大和……



ありがとう…


そしてごめんなさい…


大和の気持ちは嬉しいけど…

その気持ちに答えることはできません。


「ごめんね…大和……


私…『知ってる』


大和は私の言葉を遮る。



『知ってるよ…お前の好きなヤツ。


俺は好きだからお前を見てる。



零もアイツが好きだから見てるんだろ?』


大和は私に背を向けたまま言う。


『零は”朝倉”が好きなんだろ??』




……………////



大和の言葉に私の顔は真っ赤になる。