『もうお前はここの生徒じゃないよな?』
先生の目はいつになく真剣だった。
寂しいけどもうこの学校の生徒じゃないよね?
私って…。
『じゃあ俺とお前は教師と生徒じゃないよな?』
先生が何を言いたいのか分からない。
『零って…なんでそんなに可愛いの??』
いきなり何を言うんだ…この先生は!!
「か、可愛くなんかないしっ!!」
少し照れながらも否定する。
『そういうところもヤバイな。
だから襲われそうになるんだよ。』
先生はきっと1ヶ月前のことを言っているんだろうけど…。
「仕方ないじゃん……。」
可愛くないよ。私…。
先生が助けに来てくれて嬉しかったって言えればいいのに、
プライドというややこしいモノが邪魔をする。
『この意地っ張りめ。』
先生はクククッと笑う。


