『……俺のことどう思ってる??』


私は先生の目を真剣に見つめ直す。


そして口を開こうとした。



「わ…『ストップ!!』


なぜかそれを制する先生。



『やっぱそれ以上言っちゃだめ』


先生は私に背を向けた。




『それ以上言ったらもうダメなんだ…。


なんか…悪かったな。』



申し訳なさそうな先生。



そして私も先生に背を向けた。




「じゃあ帰るね。」


今度こそ本当に最後だ。




『西城?』



後ろから聞こえた先生の声。



私はゆっくりと振り返る。