「今年は同じクラスだといいね。」


私は未来に微笑む。




「んーそうだね!!」



去年は同じクラスになれなかった私たち。

そして私と未来の関係は…


小学校からずっと親友の未来。



未来は私の親友であり、
憧れの人でもある。



こんなことは恥ずかしくて未来には言えないけどね。




「零!!ぼーっとしてないで名前探さないと!!」


未来はそう言ってクラス表の紙を指さす。




「「…………!!!!」」



私たちは顔を見合わせる。


そして



「未来!!」



「零!!!」





「「同じクラスだね!!」」



と、言って抱き合う私たち。



今年は無事、同じクラスになれた。