『だからもう俺の家来ちゃだめだぞ。』



授業後。



未来と一緒に調理室へ行く。



そして未来が私にバレたことを話した。



そうすると先生はこう言ったのだった。



私は黙って頷いた。



『違うヤツが俺の家来るかもしれないから


でも西城の家には行くから安心しろよ。』



先生は優しく笑う。


笑えないよ、先生。


なのになんで笑うの??


私の気持ち、分かってない?



『なんとなく付けられてる気がしたんだけど


本当に付けられてるとはちょっとびっくりだった。』



先生は照れたように笑う。



「……先生の鈍感。」



私は小さく呟く。



『はっ?!西城に鈍感って言われたくねぇよ!!』



そんな私と先生を見て未来は笑っている。




ねぇ…先生。。


この時はすごく楽しかったね。



ねぇ…先生。。



幸せは長く続かないもの、なんだよね…??



私はずっと続くものだと思ってたよ…。