「分かった…。


頑張りなよ、先生。」



未来はそう言って先生をバシッと叩く。



「よしっ!零帰るよ!!」


そのまま未来に腕を引っ張られるように調理室を出た。



『じゃあなっ 西城!!』



先生は満面の笑みで手を振る。



「あの…未来さん??


私には教えていただけないんでしょうか?」



遠慮気味に聞いてみる。




「んー気にしない、気にしない。



それよりさ………」



話を変える未来。



未来の話を聞きながらも頭の端に残る。



未来と先生の内緒話。




あれはなんだったの…??