それから先生と一緒に寝た。


先生は手を出してくることはなくて、


私の大好きな腕で抱きしめてくれた。


先生の寝顔はすごく可愛くて思わずほっぺにちゅうしちゃった…。



それに先生は寝言で


『零…大好き…。』

なんて言ってくれるんだ。


ヤバイくらい嬉しかったね。


朝起きて先生の作った朝食を食べた。


先生は本当に料理が上手で何を作ってもおいしんだ。



『ホント零はおいしそうに飯食うよな。』


先生は私の隣に座って呟いた。


でもホントにおいしいんだから仕方ないよ。



それからうちの学校の生徒がいないような場所にデートに行った。



「せんせーどこ行くの??」


助手席に座って先生に聞く。


『さあ??


どこ行こっかな…。


それよりさ、”先生”って呼ぶのやめてくれる?』


信号が赤になり私の頬をつまむ先生。



「なんて呼べばいいの??」



私は先生の手をどける。