「ここ…??」
『まあ俺に着いてこい。』
先生は私の鞄を持ち歩き出した。
私は先生と並んで歩く。
だけど先生と私の間に会話はない。
ふと先生の顔を見るとすごく真剣な顔をしていた。
そんな顔を見ていたらすごく話かけにくい。
そうすると先生は1つのドアの前で立ち止まる。
『はい、汚いけどどーぞ。』
先生は私を先に通しドアを閉める。
私はそのまま正面のドアに向かう。
『そこ入って。』
先生に言われた通りに部屋に入る。
「うわ…キレイ…。」
先生の家のリビングはシンプル中のシンプルですごくキレイ。
そんなことに感動していると腰に懐かしい腕が回る。


