「え…先生??」
先生の方に顔を向けるとたまたま目に時計が入る。
「え…?!ウソッ?!
まじで…私…えぇぇ?!」
今度は私がパニックに。
『どうしたんだよ??』
そんな私を見て驚いている先生。
「だって今”7:30”ですよ?!」
私の記憶からいくと…
体育祭が終わったのが3時くらい。
で、多分私が倒れたのが4時くらい。
ってことは私は何時間寝てたんだ…??
『そうだな…。
お前かなり爆睡してたから。
じゃあまぁ帰るか…。』
先生は私をベットからおろし腕を引いて歩き出した。
『ほいっ、乗れ。』
そのまま誰の車か分からない車の前まで連れてこられた。
そして先生はその車に乗り込む。
私が車の前に立ち止まっていると
『早くしろよ。』
先生はそう言って助手席のドアを開けた。
「これ…誰の車ですか??」
『これ?俺の車に決まってるだろ??
早くしろって。』
先生にまた腕を掴まれ半強制的に車に乗せられた。


