私は答えた。
「私も…先生がいないとダメ…。」
と―――………。
『うはっ?!えっ?!
な、何?!え…えぇぇ?!
零…いつから起きてた??』
私は大きな勘違いをしていたようだ。
今は夢じゃなくて、
現実だったみたい…。
「さっきから……」
私は上半身を起こした。
『さっき…??
さっきっていつ…??』
先生の顔はとにかく必死。
「”零ムリしすぎ…”ってところから。」
正直に答える私はなんだ…??
『うはっ……
最初っからじゃん…。』
先生は俯く。
『んっ?!だけどさっき
”私も先生がいないとダメ”って言った…?
なぁ!言ったよな?』
俯いていた先生はなぜかテンションUP。


