「先生うるさいです!!


何やるか教えて下さい。」



『はっ?!どうしたのお前…??』


なぜか驚いている先生。



「何がですか…??」



『だってお前真面目なんだもん!』



ちょっと…先生…??


何を言っているんですか…??


それって私にすごく失礼ですよね…?




「相変わらずうるさいね先生は。」


皮肉で言っているのに


『お褒めにあずかって光栄です。』


と言った。



でも意外にも先生と普通に話している自分に驚いている。



「ねぇ…遊んでていいの??」


私は向こうの方から突き刺さる視線に気づき先生に言う。



『うわっ やべぇ…。


山田先生、睨んでるよ…。』


向こうの方でみんなに指示をしながらこっちを睨んでいる山田先生。



「やっぱり私より先生がバカだった。」


私は小さい声で呟いたのだった。