「大丈夫。お母さんがちゃぁんと遺書を残してくれとったけん。親戚の方が引き取ってくださるって。」 親戚、、、 きっと会ったことがない。 どんな家族だろう。 少しの期待と大きな不安をもって私は荷造りを始めた。