The passing heart

「なんだね?」


「この手紙をくれた人なにかいってませんでした?」


「ん〜、そうだねぇ。そういえば、萩乃さんのお母様からだって言ってた気がするよ」


「・・・・そうですか。ありがとうございます。じゃあ、あたしはこれで・・・。お世話になりました」


「では、気をつけて」



あたしは院長さん、そして二人の看護婦さんにお辞儀をして歩きだした。