「そっか・・・・・そんな事があったんだ」
「・・・・・・・」
全部を蓮見に話した。
お父さんの事故の原因。
お母さん達がいなくなった本当の理由。
奏翔に気持ちを伝えれない訳。
そして、長谷川満羽のこと・・・・
「蓮のお父さんはさ蓮のこと恨んでなんかないよ。もちろんお母さんも尚くんも」
「そんなの嘘!!だってお父さんはあたしのせいで!!お母さんとお兄ちゃんもあたしがいるから出ていったんだよ!!」
「ふーん・・・・じゃあ、本当に恨んでるのかもね」
ズキッ・・・・――
改めて言われた言葉が胸に突き刺さる。
「大事な自分の娘を助けたお父さんの気持ち考えたことあんの?!どんな気持ちであんたを!自分の命を捨ててまで蓮を助けたお父さんの気持ち考えた!?あんたに生きてほしいからでしょ?!それなのに蓮は自分を傷つけて!それに皆に恨まれてるなんて勝手に思って自分で自分を孤独にして!」
「で、でも・・・お兄ちゃんとお母さんは・・・・・・・」
「それは、きっと何かちゃんとした訳あるんだよ」
「違う!違う!!」
「蓮!信じてあげなよ!!」
「やだっ!!やめて!違う!違う!!」
ドンッ
「った!・・・・蓮!」
気付いたら蓮見を突飛ばして保健室を飛び出していた。
奏翔とすれ違ったのも分からないくらいに頭の中がグチャグチャで前は涙で滲んで見えなかった。
「・・・・・・・」
全部を蓮見に話した。
お父さんの事故の原因。
お母さん達がいなくなった本当の理由。
奏翔に気持ちを伝えれない訳。
そして、長谷川満羽のこと・・・・
「蓮のお父さんはさ蓮のこと恨んでなんかないよ。もちろんお母さんも尚くんも」
「そんなの嘘!!だってお父さんはあたしのせいで!!お母さんとお兄ちゃんもあたしがいるから出ていったんだよ!!」
「ふーん・・・・じゃあ、本当に恨んでるのかもね」
ズキッ・・・・――
改めて言われた言葉が胸に突き刺さる。
「大事な自分の娘を助けたお父さんの気持ち考えたことあんの?!どんな気持ちであんたを!自分の命を捨ててまで蓮を助けたお父さんの気持ち考えた!?あんたに生きてほしいからでしょ?!それなのに蓮は自分を傷つけて!それに皆に恨まれてるなんて勝手に思って自分で自分を孤独にして!」
「で、でも・・・お兄ちゃんとお母さんは・・・・・・・」
「それは、きっと何かちゃんとした訳あるんだよ」
「違う!違う!!」
「蓮!信じてあげなよ!!」
「やだっ!!やめて!違う!違う!!」
ドンッ
「った!・・・・蓮!」
気付いたら蓮見を突飛ばして保健室を飛び出していた。
奏翔とすれ違ったのも分からないくらいに頭の中がグチャグチャで前は涙で滲んで見えなかった。

