The passing heart

1人でいるのに慣れてた訳ない。


だって・・・・あたしはいつだって皆で過ごした時間を思い出していた。

本当は会いたい・・・。


お兄ちゃんとお母さんに・・・

会いたい。



その気持ちをいつの間にか無意識に閉じ込めていた。


だから、それで泣くことはなかった。

けれど、気持ちが溢れ出した今、涙は止まることなく流れた。





何回も鳴る玄関のチャイムも耳入ってこない位ただ泣き続けた。