The passing heart



「どうぞ。シフォンケーキです」


「・・・へ?」


パフェを頬張っていると可愛らしいシフォンケーキが運ばれてきた。


「あの・・・頼んでないんですけど・・・」

蓮見が遠慮がちに言うと男の店員さんはニコリと笑った。


「サービスです」


「いいんですか?」


「はい。召し上がって下さい」


「「ありがとうございますっ」」


お礼を言うと店員さんはまたニコリと笑い厨房に戻っていった。

「ねぇ、ここのオーナーってイケメンだったんだね」


まぁ、確かに紳士って感じで凄く綺麗な顔してたけど。


「って、えぇ?!さっきの男の人オーナーだったの?」


「名札にオーナー高城レオ(タカシロレオ)書いてあったじゃん」

「気付かなかった」