The passing heart


「てかお前、髪ちゃんと乾かせよ。風邪引くぞ」


「だって乾かす前に奏翔きたから」

「ちょっと待ってろ」


と立ち上がり2階に上がっていったと思えばドライヤーを持って戻ってきた。


「お客さん熱くないですか〜?」

そして、いきなり美容室の真似してあたしの髪を乾かし始める奏翔。

「・・・・・・・・」

ちょっと、いや、かなり
こいつはバカだと思った。


「何だよ!なんか反応しろよな!」


「何て言えばよかったのか分かんなかったんだもん」


「バカが」

ピキッ

「は?」


「バカが!ちびのくせに調子のんなーっ!」

むっかぁ。


「なによ!奏翔がでかいだけでしよ!!」


「普通だよ。お前がちびすぎんだよ。ついでに幼児体型」


むかつくー!


「うるさい!」


確かにちびだけど!

154㎝しかないけど!



「よ、幼児体型は余計だぁあぁあぁあぁあぁあ!!!!!!!!!」